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26年 明けましておめでとうございます

随分長い間更新していませんでした…
読んでくれていた方がいたとしたら申し訳ありません。

🎍今年もよろしくお願いいたします🐴

新年早々ですが…

年末のお話です。
二人目のお子さんを産んで2日目のお母さんからのお電話でした。
一人目の子が母乳がうまく吸えなくて、とても大変で、結局張るばかりで飲めず、あかちゃんは体重が増えず、ミルクをたすことになり、おっぱいはそれでもたくさん作られ痛くて痛くて仕方が無い。最後には母乳を止める薬を病院でもらい無理やりおっぱいを止めたそうです。そして今回も同じ病院で出産し、産後2日目に母乳を止めるかだすかの選択を迫られていると…
母乳はね、無理して出すこともないですよ。
辛ければミルクに頼ったって、大丈夫!
今の日本は粉も安全、水も安全、お湯だっていつでもどこでも手に入る。
でも、大抵の場合、お母さん方は、出るんだったら、飲ませたいんです。
たった一口にだって、免疫はたくさん入っているし、母乳を出すということは、産後のお母さんの体の回復にもつながるし、オキシトシンという愛情ホルモンが出ると、気持ちも安定するし、眠れるし血圧も安定するし。産後のお母さんに必要なホルモンを出すことにつながるんです。
飲めなければ出るだけ搾ってあげればいいじゃない。
 
始めから、「出しますか?止めますか?」そんなことはお母さんと赤ちゃんが決めればいいことなんです。
誰も赤ちゃんが母乳を飲む権利を奪ってはいけない。
誰もお母さん方母乳をあげる権利を奪ってはいけない。
 
二人が良ければ、どれだけ少ないおっぱいだろうと、それでいいんです。
二人が良ければ、どんなあげかただろうといいんです。
二人が良ければ、どれだけミルクを使ったって大丈夫。
 
今日そのお母さんの訪問が終了しました。
私が行ったのは4回です。
 
お母さんは出るだけ搾乳するということを選びました。
今は一日3回くらい搾乳して、出る分だけあげています。
初めの頃はたくさんたくさん初乳をもらいました
 
お母さんの希望は、ゆったりと子育てできることを希望しています。
だから
搾乳の回数も、辛くない程度に、無理のない程度にお母さんに決めてもらっています。
無理に吸わせる練習もしません。
 
それで十分です。
 
ここでもし、お母さんがどうしても母乳が出るようになりたい、直接吸わせれるようになりたい、となれば、また違うやり方があります。
人それぞれ違っていいんですよ。
母乳をどれくらい飲んだかなんて、幼稚園に入る時や、小学校に入学する時なんてだーれも聞きません。
 
大丈夫、もし悩んでいるお母さんがいたら自信を持ってくださいね。
母乳はね、出るだけ飲ませたらいいんです。それがたった一滴だって大丈夫。あげた日がたった一日だって大丈夫ですよ。
 
2014年01月06日 14:55

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